2023年11月22日
【在学生の皆さん】違法薬物に関する注意喚起
違法薬物に関する注意喚起
学生の皆さんへ
大学生による違法薬物(大麻、危険ドラックなど)の所持?使用?販売等により逮捕される事件が相次ぎ、大きな社会問題となっています。これらの違法行為は法律で厳しく罰せられる犯罪行為であり、逮捕されたのちは厳しく処罰(刑事罰?大学での懲戒処分)されます。
違法薬物については、初犯であっても有罪は免れません。
以下は一例です。
薬物のごく少量の所持の場合???懲役1年6カ月、執行猶予3年程度
危険ドラッグの所持?購入?授与?使用の場合???3年以下の懲役、もしくは300万円以下の罰金
執行猶予であっても有罪であり、前科は生涯消えることはありません。
一時の気の緩みや、ちょっとした好奇心であっても、その後の人生に、はかり知れない影響を及ぼすばかりか家族や友人を失意のどん底に陥れ、大切な人の人生まで台無しにしてしまいます。甘い言葉や誤った情報には流されず、き然とした態度で、絶対に関わることのないようにしてください。
海外では大麻が合法となっている地域がありますが、日本国では「重大犯罪」であることからも、海外語学研修や海外旅行では絶対に近づいたり、入手したりしないよう厳重に注意してください。
学生の皆さんには、どうか薬物の恐ろしさを正しく理解し、国士舘大学生としての自覚を持ち、責任ある行動を切に望みます。
威廉希尔_威廉希尔娱乐@5年11月22日
国士舘大学
学長 佐藤 圭一
▼薬物の誘惑は断固拒否!
日常生活にも薬物乱用の誘惑が存在しています。薬物を始めるきっかけは、軽いノリと好奇心、快感への追求だけではありません。「やせられる」「自信がつく」「充実感がある」「スカッとする」「元気が出る」といった甘い言葉に乗せられ、危険な薬物とは知らずに手を出してしまうケースもあります。遊び仲間や昔の同級生など、信頼のおける身近な人からすすめられ、いつのまにか違法薬物に手を染めてしまう場合もあります。もし、薬物を使用している友人を見たり、薬物をすすめられたりした場合は、まず、家族や大学に相談し、状況によっては警察に相談してください。
また、自分自身が薬物の乱用?依存している場合は、一刻も早く精神保健福祉センターなどの公的機関に相談してください。
咳止めなどの市販薬、睡眠薬?抗不安薬などの処方薬なども、使い方によっては危険です。
薬物の誘いは決して受けてはいけません。断固拒否してください。
▼自分の意志では止められない!
「1回くらいなら大丈夫」と薬物を軽い気持ちで始めたら最後、繰り返し使わずにはいられなくなります。そのうち、それまでの量では効かなくなって使用量が増え、自分の意志だけでは薬物をやめたくてもやめられなくなります。
▼薬物乱用の弊害
?大麻???常用すると幻覚?精神障害を引き起こします。知的障害や生殖能力にも影響を及ぼします。
?覚せい剤???幻覚や精神障害だけでなく、脳いっ血や腎不全などの身体的リスクを伴います。
?MDMA(エクスタシー)???錠剤型の合成麻薬で、覚せい剤と同じ作用を引き起こします。
?危険ドラッグ???幻覚、幻聴など。種類によって成分が異なるため、何が起こるか予測できません。急性中毒による死亡例も多数あります。
▼危険ドラッグとは
麻薬や覚せい剤などの構造を一部変えた合成麻薬です。法規制されている薬物よりも毒性が強いものもあり、使用により死亡することもあります。さらには殺傷事件、事故を引き起こす可能性もあります。
▼怖い「大麻食品」
最近では、「大麻グミ」と呼ばれる食品の摂取による健康被害が報じられ、違法な大麻成分と似た合成化合物が規制薬物に指定されました。大麻の成分が含まれたグミやクッキー、キャンディーなどの「大麻食品」がSNSで密売されている実態もあり、その押収量は近年増加しているともいわれています。
大麻や、それに近い成分を摂取すると、1回だけでも脳の形が変わってしまうことが知られており、まずは自らを守るため、決して軽い気持ちで使用してはなりません。
軽い気持ちでも薬物は絶対にダメ!(学生ガイドブックより)
/campus_life/activity/2023_campus_guide/html5.html#page=57
国士舘大学手帳(電子ブック)
/campus_life/activity/2023_campus_guide/html5.html#page=1
違法薬物乱用に関する講演会を行いました
/current/news/details_19361.html
警視庁による大麻?薬物乱用防止リモート講座が実施されました
/current/news/details_15306.html
薬物乱用防止教室を開催しました